着付け 着物事始め 趣味のきもの竹うち


kotohaji_logo_h.gif
- 着付け -

せっかく着物をお持ちでもお召しにならない方も多いものです。
その原因の一つにご自分で着られないと言うことがあります。

難しく考えすぎないで下さい。「着付け」は伝承であり、昔は家族から教わって自分で着ていたわけです。
面倒ではあっても難しいことではありません。

当店では着付けの資格を取る目的ではない、
純粋に「自分で着られ、人の着付けも手伝える。」ようになる事を目的にした
「着付け練習会」を催しています。

着付けは「慣れ」につきます。

毎月何度か着れば忘れることはありませんが、着付け教室で何万円払っても何年も着なければ忘れます。
身近に教えてくれる人がいなくても、「自分で着る」だけならビデオやDVDと鏡で充分です。
とにかく着る回数をこなし、着物姿で日常動作を繰り返すことが大切です。


しかし、着付けの「慣れ」は怖い。

矛盾した言い方ですが、自分で着られる」ということに慢心してしまい、
どんどん我流の着方になってしまうのが「慣れ」の怖いところです。
それは人から見てけして美しい着姿ではないのですが、「着慣れた着姿」と勘違いしてしまうことがあります。
おかしいと反省して、着付けの本やDVDで見直して、我流に傾いているところを時々矯正しましょう。

DVD付き着付け本


当店イチ押しDVD!

dvd_ookubo.jpg大久保信子・DVD付き書籍 \1,800
「着付けのヒミツ」LinkIcon

『大久保信子さんは、30年以上、雑誌やテレビの現場で活躍してきた着付けのスペシャリスト。数多くの人からのご指名が絶えません。
「きれい」「気持ちが良い」「着崩れない」。大久保さんは、この「3K」こそが着付けの要素だと言います。
けれども、なかなかうまくいかないのがまさにこの「3K」。
今回、大久保さんの長年の経験から得られた目からウロコの「着付けの勘どころ」が一冊の本になりました。
着付けの基本の流れはもちろん、道具の選び方、半衿のつけ方といった
前日までの準備から、一歩先ゆく着姿のためのアドバイス、着物美人になるためのしぐさ練習帳、脱いだあとのお手入れまで手とり足とり指導してくださいます。
分かりやすいDVDつき。永久保存版の着付け本です。
この一冊で、あなたも、きれいで気持ちが良く、着崩れ知らず。自信を持って着物を楽しみましょう!』 『プレジデント社』ホームページより



着慣れた方でも、帯結びは誰かに手伝ってもらえたり、柄の出具合をみてもらえると助かるものです。
ましてや飾り結びをしようとすれば誰かの手助けは欲しいものです。

しかし、下着、襦絆、着物の着付けは「着付けによって形づくる衣装」である着物の基本ですから、体型の特徴、着物寸法の好み(特徴)、補正の具合、衣紋の抜き加減、紐の高さ、締め具合など、個人差が多いはずです。
自分で着られるようになりましょう。


ゆかたで着付けを

ゆかたで着付けを覚えましょう。
着物で練習するよりも簡単ですし、確実に覚えられます。


着付けのプロ

着付けのプロと呼ばれる方も、着付教室などで教わって着付けている方が多く、頻繁に自分で着物を着ている人は少ないです。
プロになるために着付教室に通っていても、着物を着る機会は教室だけという人もいます。
ですから、どこの紐をしめたら崩れないかとか、ここは緩めに締めないと苦しくて気分が悪くなるなどの経験や、勘所を押さえる技を持っている方は減ってきています。


着崩れ

着物は、洋服と異なり着付けることによって形づくるものですから、着崩れの原因としては、着付けに問題があるか、着物を着てからの姿勢動作に問題があるか、寸法が合わない着物が原因です。

着慣れている人でも、着崩れは起こります。
ただ、着慣れている人は着崩れの原因が分かっている場合が多いので、大きく崩れてしまう前にこまめに応急処置をしているのです。


着付け教室

着付け教室では、着物の着方はモチロンですが、脱ぎ方、畳み方、帯の締め方、着せ方、着崩れの直し方、着物での日常的な所作、礼法にかなった服飾のマナーなども学べます。
これはとても重要なことだと思っています。新しい帯結びを数覚えるより価値があるかもしれません。

また、我流になりがちな着付けをお互いチェックして軌道修正しやすいのも着付け教室のメリットです。


軌道修正

自分で着られると着物は倍楽しいのですが、どうしても着やすい着物を楽にばかり着がちです。
そうなると、どんどん我流の着付けになり、着付けの技術が鈍ってきます。
もちろん普段着ならばどう着ようとよいのですが礼装として着る時はいけません。
たまに着付けの教本やDVDをおさらいがてら見直して軌道修正しましょう。


当店の女将見習いは門前の小僧よろしく中学生くらいからゆかたは自分で着られて、大学生になってから本格的に母親に着付けを習って一応は人様にも着せられるようになりました。
しかし、店主から見ると経験不足もあってか、母子の甘えか何か物足りないところがありました。
そこで「どこかの先生に習いに行く?」と聞くと、やる気満々、七尾へ通うようになりました。
通い始めてほどなく、着姿がどことなくきっちりしてきたような気がします。人にチェックされ、教えられながら経験を積むのは、やはり違うもんですね。

基本の道具

衣裳敷き

畳、絨毯、床はきれいに見えても汚れているものです。
大切な着物、帯は直接それらの上に置かず、衣裳敷きを引いてその上で作業をしたり、着付けをするようにしましょう。


着物ハンガー

着物は洋服のハンガーでは型崩れします。
着付ける前日に着物ハンガーに掛けて汚れを点検し、たたみシワ、防虫剤のにおいを取っておきましょう。

また、着物を脱いだら、着物ハンガーに掛けて、全体に風を通して、湿気を払いましょう。
着物用、長襦袢用、下着用に使いますが2本でもよいでしょう。


防虫・防カビ剤

着物の「保存剤」には、防カビ、防虫、調湿、除臭などの効果があります。
絹物にはウールなどと違い、防虫効果より防カビ、調湿の効果が期待されます。

鯨尺物差

[鯨二尺差し] と[携帯用巻き尺]

kujirajaku.jpg着物の仕立てに使われる鯨尺(くじらじゃく)の物差しです。
鯨尺の尺は25/66メートル(約37.88cm)です。

「携帯用巻き尺」は東京出張の際、「ユザワヤ」で買ったものですが、仕事以外でも持ち歩いて重宝しています。
いくら呉服屋といえど、仕事以外で二尺差しを持ち歩くなんて考えられませんもんね。



着付けに必要な小物


一般的な目安です。着方、着付け方法で小物の種類、使用数は変わります。


足袋


和装下着 (または肌襦袢・裾よけ)


伊達締め ×2本


伊達締めは長襦袢と着物の胸元を整え、胸元の着崩れを防ぐ目的で用いられます。細い帯状で先は結びやすいように柔らかくなっています。
化繊やゴムの入ったアイディア品もありますが、やはり絹が締まりも風通しも良いようです。
薄手でしっかりしていて、色落ちしない絹の博多織りが定番となっています。
打ち込みのしっかりしたものを撰んで、柔らかく身体に馴染むまで使い込みましょう。


腰ひも ×4本 (または腰ひも3本とコーリンベルト1本)

長着の着丈は腰紐の位置によって相当に違ってくるという、意外に重要なアイテムです。
大切なのは、正しい位置に効果的に使うこと。
苦しくなく、着崩れない着付には、腰紐を上手に使えるようになることが大事です。

腰紐にはモスリン、羽二重、キンチ、ゴムベルトのものなどがあります。
また、生地の厚さ、巾、長さもいろいろですのでご自分にあったものを探しましょう。
巾が広めのもののほうが身体に負担になりません。
着付けに使用する腰紐の数は3本~5本が目安です。


帯枕


帯板


半衿

絆に縫い付ける替え衿を半衿といい、その長さが実際の衿の半分ほどであることから半衿と呼ばれます。
通常は顔映りが良い、清潔に見える、着物との色合わせを気にしなくても良いなどの理由から白を用いることが多い。
素材としては塩瀬が多いですが、縮緬、麻、ポリエステルなども使われます。


衿芯

長襦袢の半衿の内側に入れて衿を支えます。衿の立ち上がりをきれなラインに整えたり、衿もとに丸みをもたせます。
お好みもありますが、あまり硬いものは肩が凝ったりするので、適度な柔らかさのメッシュタイプがお薦めです。


補正用タオル ×2~3本

(細長いフェイスタオル)


帯締と帯揚

江戸中期まで女性の帯は男性と同じく細帯でした。
中期以降小袖の模様の重心が裾へ移るのと,おはしょりを取って着る習慣と連動するように帯巾が広くなり、現在のような帯巾になりました。
広く、重くなった帯を、二重太鼓という立体的な結び方にするのでそれを支える道具が必要になります。お太鼓を乗せる帯枕,帯枕を被せて結ぶ帯揚,お太鼓を支える帯締です。


帯締

帯締は、江戸時代の文化年間に歌舞伎役者が衣裳の着崩れを防止する為に、帯の上に締めたヒモがルーツです。
それを真似て装った女性らに流行し、その便利さから「帯締」として庶民にも定着しました。
帯締は大きく三種類あり、「丸打ち紐」、「角打ち紐」、「平打ち紐」に分けられます。
江戸時代は丸打ち紐のみでしたが、明治時代以降、時代をおって種類が増えました。
江戸時代には短かった紐の長さも徐々に長くなっていきました。
帯締は手組で伸縮性のあるものをお薦めします。



帯揚

帯揚は、江戸時代末期に深川芸者が太鼓結びを発案したとき、帯の形を整えるために帯枕も発案されたといわれています。。
この帯枕を隠し、かつ重くなった帯を支えるために帯揚げが発明されました。


和装とブラ

ゆかたや着物を着る時のきれいなラインには、洋装用のバストを立体的に見せるブラは必要ありません。
和装用ブラかスポーツブラを使いましょう。
また胸が大きい方は補正をして、帯の上にバストが乗っている感じにならないようにしましょう。